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トップ活動報告【バックナンバー一覧】所属委員会視察報告【2007年7月】

所属委員会視察報告

2007年7月
民生常任委員会視察報告 【 高齢者福祉施策 東京都豊島区 】

豊島区公式ホームページはじめての出張は、東京都豊島区でした。
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人口約235000人と八戸よりも少ないのですが、昼間の人口は大きなショッピングセンターや企業で働く方などがいるので約409000人と増加します。
都心で若者が多いイメージだったのですが、おばあちゃんの原宿として有名な“巣鴨”や高齢者福祉施策に力を入れている都市でもあります。副都心と伝統文化、若者と高齢者の聖地といった二面性を基本に高密度で複合的な性格を持ち、地域ごとに個性豊かな顔を持ったまちの形成に取り組んでいるのです。八戸市においても、このまちづくりは学ぶところが多いと感じました。

まず、市役所での担当課からの高齢者福祉施策についての説明と質疑応答をしていただきました。いつくかご紹介します。

介護サービスリボンサービス とは

住み慣れた土地で安心して暮らせるように、地域の住民の参加と協力で、高齢者や障害をお持ちの方へのお手伝いをさせていただく会員サービスです。
サービス内容は、家事援助や簡単な介護、話し相手、外出の介助などですが、利用料は年会費1000円+1時間700円(減額免除あり)という設定です。サービス提供者には事前に研修を受けていただき社会福祉協議会が負担して“在宅サービス保障保険”に加入していただきます。
なお、事務業務は豊島区社会福祉協議会で行っています。

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〜 現状の問題 〜

アイコン サービス提供者が提供者向けの研修や集まりにだけ参加して サービス提供をしないヒトがいる。
アイコン 広報がまだ不十分で周知されていない。
アイコン ケアマネからの紹介などで介護サービスを求める利用者が多いが、 プロの介護従事者のような業務には限度がある。
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高齢者虐待の現状と取り組み

2006年4月に施行された 『高齢者虐待防止、高齢者の擁護者に対する支援に関する法律』 では、高齢者虐待の発見者には市区町村への通報義務が課せられました。
PRパンフレットや虐待早期発見のしくみ、統計資料などを見ながら説明していただきました。

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〜 豊島区での取り組みの主なものとして 〜

アイコン 保健士を中心に取り組む高齢者虐待専門相談。
アイコン 在宅介護支援センタースタッフを対象とした専門ケア会議。
(介入が難しい場合には弁護士・精神科医も参加)
アイコン 外来受診につながらない在宅高齢者への相談・援助。
アイコン 区役所内に権利擁護担当係を配置。
アイコン PRパンフレット配布。
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虐待は、加害者も被害者も自覚がない場合が多いといわれています。
苦しんでいるのは被害者だけでなく、加害者も同様です。虐待が始まるきっかけは悪意や憎しみからという場合もあるかもしれないけれど、“何気ない一言”だったり、相談相手がいなくてひとりで悩むしかなかったりと、些細なことや孤独から始まることがおおいのではないでしょうか。
家族や友人に相談できないときは、他人のほうが話しやすいことがあるかもしれません。

八戸市八戸市でも高齢者介護や福祉の相談を受け付けています。
各地域の『在宅介護支援センター』はこちらへ



巣鴨地蔵通り商店街

巣鴨商店街当日は雨でしたが、とげぬき地蔵を中心とした商店街はなかなかの人出でした。商店街が地域コミュニティの核となり、積極的に各団体と連携をとり防犯(閉店しても24:00までは街頭を消さないなど)やイメージづくり(活力があって、聞き上手の接客)に取り組んでいるそうです。すべての年齢層をターゲットとしない客層を選ぶまちづくりで中高年が元気になれるおおきな役割を担っているとのことで、八戸でも問題になっている後継者問題については新しい商品の開発や店舗経営形態の変化に順応し新しい世代の協力体制の強化に向けて活動していくそうです。



質疑応答

私も何点か質問させていただきました。

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質問 : 家族ではなく介護従事者からの虐待発見についてはどのような対策をしているのか。いくつかの事業所でサービスを受けているなら発見しやすいと思うが、1ヶ所の事業所だともみ消しの確立が高いのではないか。
(本人も自分が虐待されていることを隠すケースもあるので、周りがいかに気づいてあげられるかが大切だと思います。)
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回答 : サービス従事者からの虐待用のマニュアルがあるわけではないが、内部告発のときの告発者への保身も考慮し、今後もさらに取り組んで行きたい。
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質問 : 長引く不景気と雇用情勢の悪化もあり、いわゆる路上生活者の人々は現状からの脱却が難しいとのことですが、本人が希望した場合地方の家族の下に帰れる体制が用意されているのか。(高度経済成長時代の青森県は全国一の出稼ぎ県で、集団就職や、季節労働者として上京したヒトがそのまま路上生活者になることが多く、青森県出身の路上生活者が多いと本で読んだことがあります。都心の路上生活者問題は地方と関連がないわけではありません。もしふるさとに帰って家族に会いたいという気持ちがあるのなら、家族も会いたがっているのなら行政が手助けするべきなのではないでしょうか。)
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回答 : ホームレス発見側と受け入れ側の連携をとれる取り組みができたらすばらしいことだ。(と、いうお答えでした。もし、そんな申し入れがあったら八戸市では協力し受け入れられるようなまちでありたいものです。)
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今回学んだ取り組みは、地域の皆様の協力を得ることができて、はじめて成立する社会体制です。わが八戸でも、地域社会のつながりが希薄になっているのは明らかです。豊島区が取り組んでいる施策について感銘を受けたと共に、施行する体制も整える必要があるのだと感じました。
視察当日は、議会中で、前日で閉会するはずが、夜中の3:00まで審議しても決着がつかなかった議案を翌日に持ち越しているとのことでした。議会中のあわただしい中の視察を快く引き受けてくださった豊島区役所の皆様、ありがとうございました。

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