所属委員会視察報告
2007年10月15日(月)〜17日(水)
八戸地域広域市町村圏事務組合視察報告
視察報告 │栃木県小山市について│ 群馬県前橋市について │埼玉県深谷市について
次に2箇所の消防本部(前橋と深谷)を視察させていただきました。
視察目的等
現在、八戸市内丸にある消防本部は昭和43年に建築され十勝地震・三陸はるか沖地震と2度の地震に見舞われ、 老朽化が進んでおり、平成23年度に、消防本部・八戸消防署庁舎が田向に建築される予定です。 そのため、今回視察させていただいた前橋・深谷両消防本部は新しく、 免震構造の導入や職員や専門家の意見を生かした庁舎であり、八戸消防本部同様、 中心街から離れたところにあるという共通点があります。
埼玉県深谷市 深谷消防本部

埼玉県深谷市、JR高崎線深谷駅
深谷市のHPはこちら
深谷市の概要
埼玉県深谷市は14万人が暮らす、県下有数の農業地帯です。
【 深谷ねぎ 】が有名ですが、【 深谷牛 】も近年注目を集めています。
他に、ブロッコリーやほうれん草が農業産出額全国2位になっています。
商業では、江戸時代から宿場町として栄えた旧中山道沿いに、商店街がありますが、
大型ショッピングセンターなどが建設されるなどして、最近では中心市街地が衰退している。
この中心市街地活性化に向け、商店街の中の空き店舗を活用する運動が始まっている。
具体的には、NPOの団体が 【 チネフェリーチェ 】 という映画館を設立して、
毎日、有名作品やミニシアター系映画を放映したり、同市の深谷商業高校の生徒が、
学校での授業を基に生徒一人ひとりが商品の仕入れから販売・経理までをこなす店舗を経営してます。
なお、店には地元産の野菜や、隣市の熊谷農業高校の生徒が飼育をした鶏の卵などが低価格で並んでいます。
深谷消防本部の特徴
| 〜 災害に強い庁舎 〜 | |
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主たる建物である事務所等の建物基礎は、専用のゴムやベアリングを利用した【 免震構造 】である、地震に大変強い建物になっている。 |
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屋外訓練場がヘリポートを兼ねており、救援物資の受入場や ヘリコプターによる救急搬送の利用も可能。 |
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非常用発動発電機により消防昨日を維持することができ、 施設の必要性を充分発揮できる(72時間)。 |
| 〜 自然にやさしい庁舎 〜 | |
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太陽の光を利用して発電することにより、 昼間の火力発電を軽減することとなり地球温暖化の防止に役立つ。 |
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原子力発電が主な夜間電力を利用することにより、 昼間の火力発電量を軽減することとなり、地球温暖化の防止に役立っている |
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雨水を利用することにより、上水道(地下水)の利用料が抑えられ、 水資源の有効利用に努めている。 |
![]() 子供用の消防車、他に救急車もあり、 近隣のゴルフ場からゴルフカートを 寄付していただいて改造したもの。 イベントで使用することがあるが 子供には消防車のほうが人気だそうです。 |
3階建ての吹き抜け庁舎は一見贅沢に見えて、隊ごとに活動する 消防隊員の、全体の居場所や動きが 見えるということです。 |
近隣の観光施設
史跡足利学校のホームページ
こちらは日本最古の総合大学。
隆盛期の天文年間(1532年〜1554年)には全国から学徒3000人を集め、
儒学や医学、兵学などの授業が行われたそうです。
1872年(明治5年)に廃校になりましたが、1990年に江戸中期の姿が復元されました。
敷地内の図書館には多数の古文書(国宝・重要文化財)が収蔵されています。
最後に
どの施設においても、実際に使用する職員、専門家の意見を取り入れ、 周辺の住民や災害、環境にも配慮した近代的な庁舎になっていました。 中心街から離れているという点は、 そのときの道路状況に応じて経路を変えられる点で利点となっているそうです。 八戸市に建設予定の庁舎も現場の意見を取り入れた庁舎、 市民の皆さんが行ってみたいと思えるような企画や防災体験ができる魅力的な施設に出来ることを希望します。



3階建ての吹き抜け庁舎は